「マンション管理士」とは 「マンション管理士」試験はどのようなもの?合格率は?

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今回は、今後も需要がより大きくなる「マンション管理士」について詳しく紹介させてもらいます。

日本におけるマンションの数は600万戸を超え、10人に一人がマンションに住む時代です。
都市生活には欠かすことができないマンションは、これからも増える傾向にあるといわれていますが、
既存のマンションにおいては、年々築30年を超えるマンションも増え、建て替えや修繕などの必要性も高まってきています。
そのためマンション管理士は、マンション管理のエキスパートとして、これまで以上に活躍が期待されています。

40代の私が漠然とした将来への不安を払拭するため、将来 50代以降のシニア世代の仕事に有益な資格を調べた内容です。現在 50代・60代・70代のシニア世代の方にも有益な資格情報になっています。

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「マンション管理士」とは

「マンション管理士」はマンション管理適正化法により創設された国家試験です。
マンションで起こる様々なトラブルを住民(管理組合)の側に立って解決へと導く、マンション管理のアドバイザーです。

マンションにはたくさんの人が住んでいて様々な問題が発生します。騒音・ペット問題や老朽化したマンションの修繕や建て替えなどです。「マンション管理士」は住民や管理組合から、これらの問題について相談をうけ法的な見地からアドバイスを行います。
また、それだけではなく、マンション管理業者をチェックし、サポートしていくという役割もあります。
管理組合はマンションを所有する一般住民で構成されていますので、マンションに関する知識が不足していることもあります。このため、管理組合がマンション管理業者に委託した業務が不正なく適切に行われているか、専門的な知識に基づき、管理組合に代わりチェックをする役割も期待されているのです。

以上のように、
住民側(管理組合)に最も近い立場でアドバイスやサポートを行い、マンションの管理運営をコンサルティングしていくのが「マンション管理士」です。

「マンション管理士」の資格を取るメリットは何?

「マンション管理士」の資格を取るメリットは下のものがあります。

  • マンション管理会社、不動産会社への就職・転職
  • 「マンション管理士」として独立
  • 自分や周りの人のマンション購入・住居に役立つ

マンション管理会社、不動産会社への就職・転職

「マンション管理士」の資格を取得は、専門的な知識を学んだことの証明になるためマンション管理会社、不動産会社へ就職・転職をしたい人にはとても有利といえます。

マンション管理士」として独立

「マンション管理士」の資格を取得すれば、マンション管理事務所を開設し、独立することも可能です。

専門的な知識に基づき、管理組合をサポートしていくことで、マンション管理士として活躍することができます。また、事務所の運営は、自身に任されていますので、実力次第で、高い収入を得ていくことも可能です。

自分や周りの人のマンション購入・住居に役立つ

「マンション管理士」の学習を通して、マンション管理に関する専門的な知識を得ることができます。このような知識は、実際にマンションを購入の際や、マンションに住む際に大変役に立ちます。

管理組合員として理事会や総会に出席する場合でも、しっかりとした知識に基づいた根拠のある意見を述べられるようになると同時に、マンション管理会社との交渉もより進めやすくなります。

「マンション管理士」試験の説明

「マンション管理士」試験は年に1回の試験ですので、受験の申込み締切に申込を逃してしまうと、翌年まで受験することができなくなります。そのため、試験の流れをしっかりと把握して、受験申請漏れがないよう余裕をもって準備してください。

2023(令和5)年時の試験日程を参考に示しますので、以降の試験の日程の目安にしてください。

項目日程
マンション管理士試験 官報公告
(試験実施の発表)
2023年6月2日(金)
受験案内・申込書の配布2023年8月1日(火)~
受験申込2023年9月1日(金)~
10月2日(月)
試験日2023年11月26日(日)
午後1時~午後3時
合格発表2024年1月5日(金)

「受験案内」は、都道府県及び政令指定都市等のマンション管理行政担当窓口、一部主要書店、マンション管理センター本部・支部で配布されます。また、「公益財団法人 マンション管理センター」のホームページからもダウンロードできます。

「マンション管理士」試験の試験科目・受験料などは

項目内容
試験地札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、
大阪市、広島市、福岡市、那覇市
及びこれらの周辺地域
受験手数料9,400円
受験資格制限はなく
誰でも受験をすることが可能
試験方法50問4肢択一のマークシート方式
試験科目(1)マンションの管理に関する法令及び実務に関すること
(2)管理組合の運営の円滑化に関すること
(3)マンションの建物及び附属施設の構造及び設備に関すること
(4)マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること

です。

「マンション管理士」試験の内容と出題範囲

「マンション管理士」試験の出題範囲と分野別の出題数は、毎年ある程度は決まっていて、例年では以下のような出題になります。

法令の出題範囲と分野別の出題数

項目問題数
民法・その他法令約6問
区分所有法等約12問
標準管理規約約8問
マンション管理適正化法5問

法令

マンション管理士の実務にとって重要になる

「マンション標準管理規約」は出題数が多いので

しっかり学習してください

管理実務の出題範囲と分野別の出題数

項目問題数
標準管理委託契約書等・会計約4問

管理実務

簿記の基本的な知識が身に付けるとともに

問題のパターンに慣れて確実に正解を目指してください

建築・設備の出題範囲と分野別の出題数

項目問題数
建築・設備約15問

建築・設備

「建築・設備・維持保全」は

 建築材料 建築方法をはじめ 給水や換気 電気などの

マンションの設備やその維持のための知識を問われる問題が出題されます

「マンション管理士」試験の受験者数と合格率

「マンション管理士」試験の受験者数と合格率です

年度受験者数合格者数合格率合格点
(50点満点)
令和4年度12,209名1,402名11.5%40点
令和3年度12,520名1,238名9.9%38点
令和2年度12,198名1,045名8.6%36点

合格率は10%程度と、マンション設備や構造、法令などに関する高度な知識を求める国家資格だけに難易度は優しくありません。
この資格試験の合格点は、相対評価の試験であるため、明確なボーダーラインというものは存在しませんが、近年の試験結果からは、全体(50点満点中)の7割以上である35~40点が合格ラインと見られます。

「マンション管理士」試験の独学での合格は可能?

「マンション管理士」の合格率は10%程度で難易度の高い試験です。合格の目安としては約500時間の勉強が必要といわれており、2時間/日では8か月以上の継続が必要になってきます。

努力の継続が得意な人は問題ないかもしれませんが、大多数の人には継続が難しいと思います。
さらに、独学の場合はわからないポイントなど引っかかるとなかなか進めない部分があり焦りはかどらないこともあります。
このような場合には、通信講座・オンライン講座を利用して効果的・安心して学習することがおすすめです。

スタディングには「マンション管理士」合格コースというプランもありますので活用してみてください。

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 3.解ける、500問以上の充実の問題集

これら全てを受講できるので、いつでもどこでも好きなタイミングで学習を進めることができます。次にやるべき勉強をガイドするので、迷わずかんたんに試験対策ができます。

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私はFP試験を独学で進めていましたが、1か月ほど勉強しているときに漠然とした不安がありオンライン講座「スタディング」を活用することにしました。通勤時も少しの休憩時間などのスキマ時間も有効活用できるのでかなり自信をもって試験に挑むことができて無事合格できました。

記事:FP技能検定用の勉強にオンライン講座「スタディング」を使った感想・メリット・デメリット で紹介させてもらっています

スタディングは低価格なのも魅力です。私が利用したFP講座を参考にすると

講座名称価格備考
スタディング31,900円FP2,FP3個別コースもあり
アガルートアカデミー59,800円FP2,FP3個別コースもあり
TAC111,000円FP2,FP3個別コースもあり
LEC東京リーガルマインド111,100円FP2,FP3個別コースもあり
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と大きく価格差があります。それぞれにメリットがありますが、私はコストを考えてスタディングに決定しました。

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記事:50代・60代・70代のシニア世代の仕事に有益な資格を調べました 

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